超高齢社会を迎えた今、介護職のニーズは非常に高まっています。たくさんの人が活躍している介護業界ですが、介護職の種類や、活躍場所、具体的な仕事内容はどのようなものでしょう。ここで介護という仕事について、もう一歩踏み込んでみませんか?
さまざまなスタイルで活躍できるのが介護の仕事!
介護の事業が制度化され始めたのは1980年代半ばと言われています。そして現代は国民の4人に1人が高齢者である超高齢社会。時代の変動により、今や介護の分野は大きな広がりを見せてきました。生活の援助だけでなく、高齢者の生活の質(QOL=クオリティ・オブ・ライフ)に貢献し、よりよい暮らしのお手伝いを提供するのも介護の目的といわれる現代。介護職が背負う役割はとても大きいと言えますね。ここで今一度、介護職にはどのような種類があるのかをチェックしてみましょう。介護士・ホームヘルパー・看護師・ケアマネージャー……一口に介護職といってもその職種は多岐に渡り、それぞれ違いがあるようです。
介護施設といわれて思い描くのは、介護職員と利用者の皆さんが楽しくお喋りや食事を楽しんでいるイメージ。ですが、介護職は実際に携わってみないとわからない仕事も多いものです。利用者の皆さんが笑顔で暮らせるために、介護のスタッフは日々色んなことを考え、実践しています。ここでは介護職の仕事内容をクローズアップ。介護職の仕事は大きく分けて「健康管理」「日常生活のお世話」「リハビリケア」に分けられます。それぞれの分野でメインとなる業務や、業務の上で介護スタッフが気をつけるべきこととは?具体的な仕事のあれこれを知ることで、介護職のリアルに迫ります。
「介護」という言葉が広い意味を持つようになった現代。介護職が活躍する場は、いわゆる有料老人ホームのような福祉施設だけではありません。病院などの医療機関はもちろん、介護のニーズは在宅ケアを実践している方のご自宅へ訪問する「訪問介護」の分野にまで広がっています。特に高齢者の方にとって、医療と同じくらい介護は必要なもの。毎日を快適に楽しく暮らしていただくために、介護職は欠かせない存在と言えます。
この項目では、「医療機関」「施設」「在宅」の三つの分野から介護職の仕事を見つめてみましょう。それぞれの仕事内容や、どんな人が向いているのか、働く人の視点からも紹介しています。
介護の現場で活躍している職種といえば介護職。ですが、看護師も前線に立ってスキルを発揮することができるのです。「病院以外の現場で経験を積んでみたい」「高齢者の支援に力を注ぎたい」、そんな思いを持っている看護師は、介護施設で働く道を選ぶ方法がありますよ。病院でのみ働いたことがある方が介護施設でお仕事を始めた場合、いろいろな違いに気づき視野が広がるでしょう。看護師が働ける介護施設の種類、介護施設での看護師の仕事内容、病院勤務との違いの3つに焦点を当てて紹介しているので、介護施設で働きたい看護師はぜひチェックしてみてください。
介護と仕事働きながらの介護は、何かと制約が多いもの。どちらも頑張りすぎてクタクタになるのは避けたいですよね。よりよい介護を目指すには、介護休暇や短時間勤務など、会社の制度をうまく活用したいものです。
介護職が活躍する場所介護職のフィールドは介護施設にとどまらず、病院や在宅など、幅広い活躍をしています。それぞれの活躍場所ではどのような仕事をするのでしょうか。そして、どんな人にピッタリなのでしょうか。介護職の適材適所を見極めましょう。
介護職を辞めたい理由介護職は離職率の高さも指摘されています。勤務時間や仕事内容、人間関係など…介護職を取り巻く現状は厳しいようです。介護職の本音を聞くことで、介護業界全体が抱える問題を考えてみましょう。